なんとなく文章を書きたくなったのでエントリーw
僕の過去を語るのであれば、欠かせないのは鈴鹿高専時代の思い出。
今思えば、何が悲しくて高校1年生から寮に7年間(留年した訳ではなく専攻科卒です)も入っていたんだろう、、、というのは置いといてw
鈴鹿高専で工業化学を学んでいた僕ですが、一番印象に残っているのは坂西教授の理論有機化学の授業です。
「シュレーディンガーの波動方程式」を解くという経験をさせて頂いたのですが、あの時に学問の最高体験をしてしまったのだと思います。
なぜなら、ソレ以降は完全にふぬけ状態になってしまったからです。(女子にしか興味がなくなったともいえるw)
それ位のインパクトがあったのですが、あの講義を受けた後に思わず「今日の講義は最高でした!!」みたいなブッ飛んだコメントを伝えに行った位ですからねw
ただ他の同級生は殆どがチンプンカンプンだったようですけどね。(確認はとってませんがw)
まぁ、具体的な数式の解き方みたいなのは、モチロン記憶の彼方に逝ってしまったのですが、感動体験だけが強烈に残っているんですよね。
難解な偏微分方程式が理論と共にダンスを開始。
宇宙というか物質世界の真理に触れる位のインパクトがありました。
あぁ、僕はコレが知りたくて生まれて来たんだぁ、、、位に思いましたw
他の授業で解いて来た偏微分方程式と化学の知識が完全に融合したんですよね。
「全てのモノは光だと思うと光になり、物質だと思うと物質になる。」
というようなのが、数式で論理的に展開されたというようなイメージです。
アレは最高でした。
そういう感動体験が出来るかと思って坂西ジム(坂西教授の研究室)の門を叩いたのですが、あまり化学実験そのものに興味が持てなかったようです。
専攻科の途中で、研究室をドロップアウトしてしまいましたw(高専の4、5年生あたりの勉強で疲れたのもあるw)
でも、化学発光反応での物質が放つ光の美しさは脳裏に焼き付いていますし、卒論発表の時に分析化学を教えて頂いてた教授(そう彼ですw)の意地悪な質問にケンカ越しに対応したのも良き思い出です。
後は、年に一回だけ四日市のレストランでのお好み焼きとワインのディナーの食事会も楽しかったです。(アレはドコだったんだろう?)
奥さんもステキな人だった印象が残っています。
奥さんを愛していて授業中に「1週間に何回デートしたと思う?、、、答えは20回!!(正確な数字は覚えてません)」みたいなノリが最高でした。
そして、コンピュータのプログラミングも出来るし、高い実験機器を壊してしまっても怒られるという事は皆無!!の人間的にも素晴らしい人でした。
でも、この人みたいなスーパーマンになるのは無理!!と化学道の行き着く先を見せて頂きました。
上には上がいるという事を体験出来て良かったです。
そういえば、富澤教授の極めてロジカルな物理化学の授業も最高だったなぁ。
また、当時の最先端技術のハイスペックなNMR(超伝導とか夢のテクノロジーですよねw)に触れたのも最高の体験でした。
あとはインターネット黎明期に「別に壊れてもいいよ!!触れ触れ!!」って感じで、フリーズしまくりのマックを(ポルノサイトまで)弄らせてくれるような雰囲気が鈴鹿高専にはあったんですよね。(コレは坂西教授じゃないです。少し離れたアルファロメオに乗っていた彼ですw)
今ではインターネットは当たり前ですが、当時はコストも高く海外の論文やNMRスペクトルのデータが取り出せる機械って感じでした。
選ばれし人間だけが触れる最先端の情報機器というイメージで近寄り難いと思い込んでました。(思い込みw)
そして、そんな情報をドコから引っ張ってくるのかが完全に謎でした。
まぁ、中途半端な大学でグダグダ過ごすのではなく、優秀なエンジニアを創出するという土台がシッカリしていたので
青春の全てを捧げた事に後悔は無いと断言しておきます。(アレコレ考えたくなる気持ちもゼロではないのですけどねw)
本当は大学院まで進学して化学の道を極めるというのもあったのですが、「シュレーディンガーの波動方程式」を解く以上の経験が出来るような分野を発見する事が出来なかったのですよね。(化学から科学の方向にいくには高専の授業は実践的過ぎたと分析)
真面目にひとつの道を極めるというか専門性だけを追求するのは本能的に違うと感じてしまったのです。
だからといって、超適当に最初の就職先を決定したのは考えが足りなかったと反省しております。
ただ、その選択は間違っていなかったと確信しています。
縁があってこの文章を読んでいる鈴鹿高専の後輩(C科に限らず)に伝えるとするならば、、、。
自分が尊敬出来る教授に色々と質問して勉強しまくりなさい!!と伝えたいです。
えこひいきとか露骨にするバカな先生もいるけど、ソレも社会勉強です。
結構強烈なキャラの教授達が沢山いるけど真面目に授業を聴くと相当なIQを持っている先生は多いです。
数学の伊藤清先生とかフザケてシッカリ授業を聴いてなかったけど、字は読みずらいけど本当はスゴイ天才なので注意して下さいねw
一般の大学ではなく高専で教授をするというのは、エリートコースからドロップアウトした経験があるのだと思います。(推測)
エリート街道まっしぐらの人間よりも21世紀はドロップアウトした経験のある人間の時代です。
15歳から20歳までの人生で最もエネルギッシュな時間を高専で過ごすという選択をするなんて最高の選択が出来ている証拠ですw
点と線が繋がる瞬間は突然訪れます。
アンテナを張り巡らせて生き抜け若人!!(なんちゃって)
と後半は脱線してしまいましたが、坂西先生のこんな文章を発見。
理論有機化学を幼稚園でやるぞ!!とあります。
素晴らしい人との出会いが人生には何度も訪れます。
坂西勝正先生は元気に釣りをしているのかなぁ、、、。
と、最近はノスタルジックな思い出が蘇る事も多いので長文を書いてみました。
過去の点と今の点を繋げてみました。




